「ウィルスをばらまいてやる!」
と女性が接待するパブで語ったのは愛知県蒲郡市(がまごおり)に住む50代の男性です。
この男性は3月4日に感染が確認され、受け入れ先の病院が見つかるまで自宅待機を要請されていたようです。
それなのにも関わらず、どうして外出してしまったのか、その足取りを見ていきましょう!
陽性男性が自宅から向かった先は?
まず男性は自宅からタクシーで居酒屋へと向かいます。
なんとこのとき家族に「ウィルスをばらまいてやる」と発言していたのだとか!
ばらまいてやると発言する男性にも驚きですが、それを止めない家族にも驚きを隠せませんね。
居酒屋で食事を楽しんだ後は徒歩で女性が接待してくれるパブへ向かいます。
その店内でなんと「自分はコロナウィルス陽性だ」とカミングアウトしてしまうんですね!
これに異常性を感じたお店側はすぐに警察に連絡、防護服を来た警察官が駆けつけました。
しかし警察官が到着したのは、陽性の男性がタクシーで帰宅した後。
保健所が男性の立ち寄ったお店を消毒すると共に、営業の自粛を要請し、さらに店内に居合わせ男性と濃厚接触した可能性のある店員及びお客さんに自宅待機を求めているのだとか。
この男性は翌日3月5日に愛知県の医療機関に搬送されたと言うことです。
ウィルスをばらまいた男性に罰則はないの?
迷惑極まりないこの男性に対して、何の処分も下すことができないのでしょうか?
弁護士の方のお話では
”ばらまいてやる”と言って、故意に店員や客に対してウィルスを感染させてしまった場合は傷害罪に該当する可能性がある。
さらに、今回は男性が立ち寄った飲食店に対し営業自粛が要請されているので、その飲食店が休業せざるを得ない状況になった場合は威力業務妨害罪が適用される場合があるということです。
他人の迷惑を省みないこの男性に適切な処罰を下して欲しいものです!
もし自分がコロナウィルスに感染した場合は、外出を控え治療に専念するようにしたいものです。